イラマチオは喉奥にペニスを入れ、抜き差しするプレイを指します。AVでもよく見るため、男女問わず憧れの気持ちがあるかもしれません。
しかしイラマチオは、窒息と隣り合わせの危険なプレイでもあります。手順を間違えると事故の危険もあるため注意しなければいけません。
今回はイラマチオを安全に行う方法について解説します。最後まで読めば、イラマチオをより安全に楽しめますよ。
目次
「イラマチオ」とは、女性が男性の口内や喉を使ってペニスを刺激する、オーラルプレイの1つです。男性が女性の頭を掴んで自由に動かせるため征服感を得たい時にぴったり。
稀に「イマラチオ」と誤解されるケースもありますが、正しくは「イラマチオ」なので注意しましょう。「イラマ」と呼ばれたりもします。
イラマチオでは、男性は好きなように快感を得られる一方、SMに近いプレイのため女性が苦しい思いをするケースも。喉や舌の奥にペニスが当たるため、呼吸困難になる可能性があります。
そのため一方的に行うのではなく、女性の状態をチェックしながらプレイを楽しみましょう。
イラマチオは男性に人気のあるプレイですが、そもそも何故したがるのでしょうか。主な理由は以下の通りです。
ペニスを喉の奥まで入れるため、締め付けられる感覚が味わえる点も、イラマチオの大きな魅力です。他にもAVでもよく行われるプレイのため、憧れを持つ男性も少なくありません。
特にS気質の男性にとっては、苦しそうな女性の表情を見てより興奮するといったケースも。他にも「窒息性愛」や「汚損愛好症」といった性的趣向を満たせる点も特徴の1つです。
またM気質な女性にとっては、征服される感覚にハマってしまうケースもあります。
ペニスを咥えるといった点においては「フェラチオと何が違うの?」と思うかもしれません。大きな違いは、主導権のあり方です。
フェラチオは女性が主体となって動くのが特徴。一方のイラマチオは男性が女性の頭を掴み、自由に動かせるため、男性側に主導権があります。
そのためフェラチオと違い、女性が苦しい思いをするケースも。フェラチオとは女性側の肉体的・精神的苦痛が全く異なるとイメージするとよいでしょう。
イラマチオに興味があるカップルは多いのではないでしょうか?しかし「いきなりやると引かれるかも…」と不安を感じるかもしれません。
イラマチオは、まずセックスやフェラをしてから移行するとスムーズです。大まかな流れは以下を参考にしてください。
ここでは自然なイラマチオの流れについて見ていきましょう。
まず男性が仁王立ちになります。この際、女性は男性の足元へ座り、そのままペニスを見上げる姿勢を取りましょう。
まずはいつも通りのフェラを行い、ペニスをしっかりと勃起させます。勃起したら、ペニスをなるべく深く咥え、男性に頭を支えてもらいましょう。
男性に頭を支えてもらったら、そのままゆっくりとピストンを行います。この時、いきなり深く挿入するのはNG。急に喉の奥を突かれると、嘔吐や窒息の危険があります。
危険なので、あらかじめ「NGサイン」を決めておくとよいでしょう。ピストンに慣れてきたら、喉奥に亀頭が当たる程度まで挿入を深めます。
この際、あまりに苦しかったら中断してくださいね。舌の付け根にペニスの先端が当たると、えずいてしまう可能性があります。そのため女性は喉を開くイメージで行うとよいでしょう。
口内がペニスのピストンに慣れてきたら、頭を掴んで動かしてもらいましょう。この際も、急に深く咥えるのはNG。身体の様子を見ながらゆっくりと進めます。
イラマチオのポイントは1回目で奥まで入れようとしない点です。身体が慣れるまで、徐々に進めていくのがコツ。
何度もトライすれば、さらに喉奥まで挿入できるようになるでしょう。特に初めての場合は、無理をしないよう注意してください。
最後に男性がフィニッシュを迎えたら終了です。この際、口の手前側で射精してもらうのがポイント。喉の奥で射精されると、精子が器官に入って苦しい思いをするかもしれません。
またペニスを喉に無理やり押し込むと窒息の危険があります。そのためフィニッシュについてはあらかじめ話し合っておくとよいでしょう。
イラマチオを楽しみたくても、やはり苦しくなってしまう点がネックです。しかし以下のコツをマスターすれば、苦しくならずに楽しめます。
それぞれのコツについて詳しく見ていきましょう。
循環呼吸法は鼻から吸った息を口に送る呼吸法で、管楽器の演奏者が行うテクニックでもあります。ペニスを深く咥えたら、ゆっくりと息を鼻から吸い込みましょう。
しかしイラマチオの最中は、ペニスを咥えているため口から息が出しにくくなっています。そこで、ペニスを咥えながら口を小さくパクパクさせ息を吐き出してください。ペニスと唇の間に隙間ができ、呼吸ができるようになります。
イラマチオをする際に吐き気がするのは、喉奥にペニスの先端が当たってしまうためです。また舌が邪魔をしてしまい、ペニスがなかなか奥に進まないことも。
ペニスを深く楽に迎えるためにも喉の奥を開いてみましょう。ポイントは大きく「あー」と声を出すイメージです。軟口蓋(なんこうがい)と口蓋垂(こうがいすい)が広がり、喉奥が大きく開くようになります。
慣れてきたら、ペニスを飲み込むようなイメージで受け入れるようにしましょう。
嘔吐反射が気になるなら、訓練に挑戦してみましょう。訓練は歯ブラシで簡単にできるため、毎日コツコツと続けるのがおすすめです。
嘔吐反射が少なくなると、イラマチオはかなり楽になります。パートナーも努力する姿を見て感動し、さらに仲が深まるかもしれませんよ。
イラマチオはリスクのあるプレイのため、無理は禁物です。行う際は以下の点に注意しましょう。
それぞれのポイントについて詳しく解説します。
女性によってはイラマチオを苦痛に感じるケースがあります。そのため相手の様子を観察しながら行いましょう。女性が苦しい様子を見るのも醍醐味ですが、やりすぎはNG。本当に苦しそうなら中断してもらいましょう。
イラマチオは喉の奥を塞ぐだけでなく、射精もするため、場合によっては呼吸困難になる可能性があります。また嘔吐物が気道に入ってしまうかもしれません。呼吸には十分に注意して行ってください。
AⅤだと、無理やりイラマチオをやっているシーンが多く見られます。しかし同じ様に行うのは避けましょう。
女性の許可がある場合なら問題ないものの、無理に進めると辛いだけでなく、関係にヒビが入る恐れも…。
イラマチオはSM要素の強いプレイですが、あくまでも思いやりが前提。無理強いしないよう、注意してください。
イラマチオは男性の独占欲や征服感を高めるため、S気質のある男性にはたまりません。しかし女性には大きな負担がかかるため、常に様子を観察しながら無理のない範囲で楽しみましょう。行う際は相手の許可を取り、お互いが納得した状態で始めてくださいね。
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