「SMプレイをやってみたいけど、痛そう…」と悩み、一歩を踏み出せずにいませんか。SMといっても内容は幅広く、中には初心者でも十分に楽しめるプレイもあります。
今回は、初心者向けにSMプレイの基本を解説。SMプレイに少しでも興味のある人は、ぜひ最後まで読んでくださいね。一度試すとハマってしまうこと間違いありませんよ。
目次
SMプレイの「SM」とは、加害性を意味するサディズムと被虐性を意味するマゾヒズムをかけ合わせた言葉です。サディズムは相手を責めたり、支配したりします。
一方のマゾヒズムは羞恥心を感じたり、痛めつけられたりといった扱いを受け、性的興奮を得るタイプです。
非日常的な刺激が強いプレイを楽しめるため、願望がある人はもちろん、マンネリ打破にもおすすめ。SMプレイはソフトからハードまで幅広く、日本には緊縛師と呼ばれる専門家まで存在するほどです。
またSMプレイをメインとする風俗店も多く、好きな人は少なくありません。ただしプレイ内容によっては痛みや苦痛を感じる恐れがあるため、自身の状態や慣れに合った方法で楽しむのがよいでしょう。
支配する側とされる側に分かれて楽しむのがSMプレイですが、なんでもOKではありません。
一定のルールを守らないと、ケガや事故の原因となる恐れがあります。そのためプレイする際は、以下のルールを守りましょう。
安全にプレイを楽しむためにも、詳しく見ていきましょう。
最も基本的なルールとして、相手の同意を得たうえで行いましょう。SMプレイはマニアックな部類に属するため、中には嫌いな人もいます。
AVの緊縛モノで相手を無理やり縛って…といった内容もありますが、あくまでもファンタジー。
嫌がっている相手に対して強要すると関係が悪くなってしまう恐れがあります。SMプレイを行う際は、必ず相手の許可を取るようにしましょう。
SMプレイを行う際は、本当にやめて欲しい時の「サイン」を決めておくと、安全に楽しめます。
プレイの一環として「ダメ」や「もうやめて」といった言葉を、本心でなくても言ってしまう場面も少なくありません。そのため、見分けが付きにくいのもやっかいな点です。
しかし本当にやめてほしい合図を決めておかないと、相手が辛い時も判断ができません。おすすめは「セーフワード」を決めておく方法です。
例えば「好きなキャラクターの名前」や「好きな食べ物の名前」など、覚えやすく、SMとは関係のない言葉がよいでしょう。セーフワードは最低2つ以上用意しておくと安心です。
SMプレイ中は相手の様子を確認しながら進めましょう。相手が喜んでいるのか、嫌がっているかを見極める力も必要です。
相手が嫌がっているにも関わらずプレイを続行してしまうと、トラウマになってしまい、二度とSMプレイに付き合ってくれなくなるでしょう。
信頼関係に溝ができる恐れがあるため、注意が必要です。特に拘束されている場合、相手は上手く意思表示できない可能性があります。責める側が相手の状態をチェックするのも、SMプレイを上手に進めるコツです。
SMプレイは相手を痛めつけるイメージがありますが、生命に危険が及ぶプレイは避けましょう。例えば、相手の首に縄をかける行為や、胸を強く圧迫する行為などが該当します。
実際にハードすぎるSMプレイによる死亡事故も発生しているため注意が必要です。特に相手に持病や通院歴がある場合、体調を考慮しながら行いましょう。
基本的にSMプレイは健康状態のよい時に行いましょう。SMプレイは通常のセックスと異なり、ハードな体勢や動きが必要な場面もあります。
人によっては無理なプレイによって体調不良を起こすかもしれません。体調が悪い時はプレイを中止するか、身体の状態をよく観察しながらゆっくりと行いましょう。
「SMプレイに興味はあるけれど、何から始めればいいの?」と悩んでいる人も多いかもしれません。
興味を持ち始めたら、まずはソフトなプレイから挑戦するとよいでしょう。初心者におすすめしたいSMプレイは以下の6つです。
初心者はいきなりハードなプレイをせず、ソフトSMから徐々に慣れていくとよいでしょう。
前戯や挿入にたっぷりの時間をかけて行うプレイです。適度に相手を我慢させ、興奮を上げるテクニックですね。
キスやクンニ・挿入中といった幅広い場面で使え、焦らされた相手はおねだりしてくるでしょう。焦らしプレイは痛みを感じないため、SM初心者にもおすすめです。
SMといえば鞭ですが「抵抗がある…」と感じるなら、手拭いを使ったプレイも可能です。手拭いはムチや繩・ロープ代わりはもちろん、目隠しや猿轡にも使えます。
肌を傷つける心配もありません。もし専用のグッズを買うのに抵抗があるなら、手拭いを代わりに使うとよいでしょう。
SMに使用できるグッズはたくさん発売されています。実際にショップへ行き、実物を見ながら選ぶのも楽しいでしょう。
例えばバイブを使ってクリトリスやGスポットをじっくりと責めるプレイは定番。玩具を挿入した状態で放置したり、出かけるのも興奮します。
バイブ関連のグッズを使う場合、まず振動が弱いものから始め、慣れてきたら刺激を上げていくとよいでしょう。
目隠しはSMの中でも挑戦しやすいプレイです。人間は視界を奪われると恐怖や不安を感じ、身体の感覚がアップするといわれています。
そのため、いつもより敏感になること間違いなし。目隠しをする際は、ハンカチやネクタイでもよいですが、ずり落ちてくる恐れがあります。途中でムードを壊さないためにも、専用のアイマスクを使うのがおすすめです。
拘束はSMプレイの定番ですが、市販のビニール紐やインシュロックなどを使用すると、肌に痕が残ってしまう恐れがあります。
一方で専用のグッズは柔らかい素材でありながら、ホールド力は抜群なため、安全に楽しみたい人にぴったりです。
プレイ中はAVを見て気分を盛り上げるのもおすすめです。その際は、なるべくSMプレイを扱った作品を選ぶようにしましょう。しかしSMモノなら何でもよい、というわけではありません。
SMといっても、ソフトとハードでは全く内容が異なります。ソフトSMを楽しんでいる時に、ハードSMのAVを流してしまうと、ギャップを感じて気分が萎える恐れもあるでしょう。
AVを用意する際は、ジャンルや女優が自身に近い作品を選ぶと、より感情移入でき興奮も高まります。
ソフトなSMに慣れてきたら、次は以下のプレイにも挑戦してみましょう。
ここでは上級編でも気軽に楽しめるプレイについて解説します。
蝋燭責めはSMプレイでも王道に数えられます。痛めつけられるのが好きな相手なら、確実にウケるはず。ただしSMプレイで使用する蝋燭は、火傷の心配がない低温の商品を使いましょう。
アダルトショップでは専用の蝋燭が売られています。市販の蝋燭は火傷の恐れがあるため、使用は控えてくださいね。
身体に落書きをするだけで、興奮度MAXのSMプレイができます。身体には「肉便器」や「メス豚」「淫乱」といった卑猥な言葉を書きましょう。
相手を支配する気持ちも高まるため、よりプレイを楽しめますよ。ただし身体に書く際はボディペイント用のペンやアイライナー・ペンシルを使うのがおすすめ。油性ペンで書くと消えるのに数日かかるため、注意が必要です。
相手の身体を拘束し、強制的にM字に開脚させるプレイです。アソコもアナルも露になるため、相手に強い羞恥心や屈辱感を与えられるでしょう。
M字開脚をさせる際は、専用の拘束具を使うのが楽でおすすめ。拘束後は、そのまま放置して眺めてもよし、強制的に責めるのもよし。凌辱の限りを尽くしましょう。
スパンキングプレイもSMでは定番です。やり方も簡単。相手の尻や太ももを叩き、音や反応を楽しみましょう。ただし叩く際は手のひらではなく、スパンキングパドルの使用がおすすめです。
スパンキングパドルは派手な音がするにも関わらず、痕が残りにくいため、気軽に本格的なSMプレイを堪能できます。
SMプレイはハードルが高いイメージであるものの、方法によっては初心者でも十分に楽しめます。
挑戦する際は道具を揃え、ルールを守ってプレイしましょう。今までにない快感で、パートナーとの仲がより深まるきっかけになるかもしれません。
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